紺野昌彦のコラム、バンコクの問屋街
こんにちは紺野昌彦です。
久しぶりに紺野昌彦オフィシャルブログを更新しました。ここ二ヶ月は想像を絶する多忙度で、本ブログの更新もままならぬ程でした。ここ数日で少し余裕も出てきたので再開したいと思います。
先週までタイのバンコクに滞在していました。バンコクにも自宅があり定期的に帰宅しています。平気して月に1週間から10日ほどでしょうか。
かつては僕の仕事でも物販を行っていた時期もあり、現在でも定期的にバンコクの問屋街に足を運ぶことがあります。
タイで仕入と言うと、タイ雑貨、アジアアパレル、アクセサリー等を想像する方も多いでしょう。
もちろんこのようなイメージで思い浮かぶようなタイ独特の雑貨やアパレル、アクセサリーも手に入りますが、これより多いのが、一般的なアパレルや雑貨、アクセサリーだったりします。
海外での仕入と言うと中国を思い浮かべる方も多いでしょう。確かに中国では、義烏(イーウー)や広州を代表するように多くの問屋街がありますが、近年では人民元の高騰や、中国国内の物価上昇も重なり結構割高でもあります。
これと比較するとまだタイの方が安価な物も多かったりもしますので、バンコクの問屋街はアジアや中近東方面からの仕入客も多く目にします。
今回はそのバンコクで色々な物を仕入れが出来る市場を紹介してみたいと思います。
アパレルの仕入はプラトゥーナム
バンコクの中心部を走る高架橋鉄道のBTS。そのチットロム駅から徒歩で15分程のところにあるのが、バンコクで最大のアパレルの問屋街のプラトゥーナムになります。
ここはモール型の大型ショッピングビルスタイルの卸売りを専門とするビルが数等立ち並ぶ他、昔ながらの市場スタイルのマーケットなど結構広域にアパレルやアクセサリー、カバンや靴等の問屋がところ狭しと軒を連ねています。
仕入れに訪れるタイ人や諸外国人まで連日多くの買い物客で賑わっています。
プラトゥーナムの中心部そびえ建つ88階建てのバイヨーク最上階からのプラトゥーナム周辺の眺め。
プラトゥーナム中心部の問屋街モールの内部の様子。
雑貨や小物を仕入れるならヤワラー(ヤワラート)
バンコクの旧市街地に広がる中華街。通称ヤワラー。ここはタイのバンコクで有数の雑貨や小物の問屋街。古くからバンコクの通商の中心として栄えた面影が今も色濃く残るこのエリアは、訪れた人の多くが想像するバンコクの市場っぽいアジア感を満喫できる場所でもあります。
近年かなり近代都市化したバンコクの中心部とは異なり、旧市街地という名に相応しいエリアです。
バンコクの中心を走る地下鉄MRTのホアランポーン駅からトゥクトゥクで5分程の距離にあり、雑貨やアクセサリー、小物等がヤワラー広域で売られています。
またこのエリアの面白ところは、日中は朝の9時、10時頃から夕方18時までの営業時間なのですが、深夜12時頃からは再び多くの露店型問屋が店開きを始めて深夜の2時頃にはピークの賑を見せます。
これはヤワラーの問屋街付近の様子。
再び深夜出現する問屋街の様子。
香港かな?と思うような、タイの中華街のメインストリート。
これ以外にもタイのバンコクには多くの問屋街が存在しますのでまた別の機会に紹介してみたいと思います。
それぞれの問屋街では、物にもよりますが、日本での市販価格の3分の1から、5分の1程度で販売されており、個人としての買い物から、ビジネスとしての仕入れまで十分に堪能できると思います。
タイに足を運ばれる際には、普通の観光地だけでなくこのような所に行ってみるのも面白いですよ。
紺野昌彦