リレーチャイナ(Really China)
こんにちは紺野昌彦です。
僕の関連する事業やお仕事で、何故かここ5年ほどは中国に関連する案件がウエイトが高くなっています。
米国ニューヨークで上場する企業の役員を務めているのも中国企業ですし、一昨年はセコイアキャピタルを始め1000億円オーバーのファンドやベンチャーキャピタルを日本に招聘し投資視察なども行いましたが、この6社は全てが中華系マネーでした。
昨年の11月頃に日本の経済界が主体で2年に一度ペースで開催される沖縄懇話会に、中国で最大のベンチャーキャピタルでもある運用資産が約5兆円規模のセコイアキャピタルチャイナを日本に招いたのも同じく中華資本。
ちなみセコイアキャピタルの本体は米国のベンチャーキャピタルで運用資産は日本円で約180兆円という世界で最大級のサイズです。
先週10月28日から11月2日に、ちょっと面白い企業群のお相手を日本でさせて頂きました。
その組織名称が表題にもあるリレーチャイナ、Really Chinaという企業グループです。
どのようなグループかというと、中国中心に中華圏で売上高がベスト500に入る企業の二代目、三代目経営者で構成される事業承継を目的とした経済団体で、約170社が加盟しています。
リレーチャイナ、Really Chinaは、2008年に創設され現在本部は香港にあります。
中華圏の企業を書いたのは、メインランド中国だけではなく、香港、マカオ、台湾など中華圏の多くの優良企業からなる団体であり、中にはフォーチュン500に入るような企業含まれています。
業種も様々であり、金融、保険、製造、航空、物流、販売、不動産、ゼネコン、IT、などとほとんどの業種を網羅していると言っても過言ではないでしょう。
今回はこのリレーチャイナ、Really Chinaから約20社23名の経営陣が視察のために来日し、日本の企業視察、そして次世代担う日本政治家の皆さんとの交流のお手伝いをさせて頂きました。
これ程の規模のオーガナイザーをご指名頂くのも滅多にありませんので、今回はなかなかの経験をさせて頂けました。
来日の20社と言っても、中華圏でのベスト500に入る企業ですので、最低でも日本円で数千億円から兆の単位の売上を誇る企業の皆様です。
訪問団の団長の家業は、香港で二番目に所有物件の多い賃貸不動産会社で、その保有戸数は約7000戸だとか。この他にも香港でに2番目に大きなネット通販の会社も経営しており、ネット物流に詳しい人は、士多(Zeort)と言えばご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また今回で一番小さな会社でも1500億円とか2000億円という規模でした。
国会議員先生のご協力で、訪問メンバーを国会議事堂にご安心して頂いた時の様子です。
また自民党の有力議員、12名の皆様にご尽力頂きいろいろと情報交換頂いたり、歓迎パーティーにもご参列頂きました。
リレーチャイナは中国語で表記すると、接力中国青年清英協力会員と書くようです。
中国の市場経済は、改革開放政策以降に発達した経緯があり、事実上中国の企業は1980年代から発展、拡大した歴史しか持ちません。
それ比べると日本には100年以上の歴史を持つ企業は1万社以上あり、日本で最も歴史古い企業は1300年続くという途方もない歳月継承したとこすら存在しています。
彼らリレーチャイナ、接力中国青年清英協力会からしても、日本ベンチマークには最適な隣国であるのは間違いないことでしょう。
政治的、歴史上的背景おいて日本と中国は懸案もありますが、経済関係において決して無視できる存在でない事も確かな事であり、このような交流こそ次世代の関係には多いに大切な事であるのは間違いないでしょう。
今回、ご協力頂きました、12名の自民党衆参両議員の皆様も、ほとんどが既に大臣、副大臣、政務官と経験し、次世代の日本を牽引して行かれる皆様で、中国からのリレーチャイナ、Really China、接力の皆様も中国経済の次世代であり、中国経済を牽引する皆様です。
そして日本の民間からは、国際的に活躍する弁護士、公認会計士、税理士の皆様を始め多くの友人企業の皆様もご出席頂きました。既に国際的な活躍を実践している方々であり、かなり意義のある会になったのは間違いないと思っています。
さてこの会は継続してからこそ意味を持ち、そして大きな力となるのですが、近い将来にはご参加の中国企業、日本企業などの皆様とご一緒に社団法人もしくは財団法人化させて広域アジアでの経済交流の場となるように調整も始めました。
もちろんここでも多くの国会議員の皆様のサポートも頂けます。
また進展があり次第、このブログで皆様にもご報告とご案内したいと思っています。
以下のURLはリレーションチャイナ、接力の公式サイトで、今回の訪日を紹介したレポートなります。
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是非覗いて見てください。
ご尽力頂きました衆参両議員の皆様本当にありがとうございました。
紺野昌彦