成功の秘訣
こんにちは紺野昌彦です。
僕自身は決して成功者というわけではありません。友人には同世代より下の年齢で年間で数億円、数十億円と稼ぎ出している人も居ますし、個人資産が桁違いの友人もリアルに数多くいます。
普段よく行動を共にする身近な友人達も個人所得は平均で数千万円以上は当たり前です。
僕は前述の数十億円というレベルに達することはありませんが、これまでに創業から4年程で年商10億円以上は達成していますし、現在でも個人所得で億には達しないまでも、周りの親しい友人達と同じレベルの経済力は維持しています。
大成功と言わないまでもアッパーミドル以上のポジションはあるでしょう。お陰様で日本の基準での富裕層にも達しています。
仕事では現在フリーランスという状況でも、外資系上場企業2社の非常勤役員でもありますし、日系上場企業の顧問という役柄も今でもいただいています。
また僕がガバナンスを持つ会社も3社ほどあります。
こんな仕事に恵まれている環境ですが、実は自ら営業をするという活動は一度もしたことはありません。営業はしたことは無いのです。
少しだけ偉そうに書けば、お願いされる仕事のみを受けているだけなのです。
要するにこれまでのほとんどの仕事がオファーのみで仕事を受けて来たという環境がありました。
このブログや、facebook、インスタグラムなどのSNSも活用していますし営業と言えば営業なのかもしれませんが、直接的な営業は行っていませんし、営業告知もしていません。
もちろん間接的にスキルや情報の開示になっているので、僕自身のブランディングやセルフプロモーションにはつながっているでしょう。
ではどのように経済活動の中で一定のポジショニングが取れて、仕事が舞い込む環境を作れているのかに触れてみたいと思います。
最近、いくつかの質問でその秘訣を訪ねられたこともあったので、今回は僕なりの解析結果を書いてみました。
「どうやって稼いでいるの?」
と抽象的な質問をよく受けます。
トランプで例えると「ジョーカー」であり続けるからといつも答えます。
例えると一般的な人はトランプで言うとダイヤ◆、スペード♠、クラブ♣、ハート♥、の1から8くらいの数字のポジションでしょう。職種や業種によるエキスパートに分類されるのは11以上の絵柄が入っているカードからですね。
ですが、それが9もしくは10くらいの数字、要するにそこそこ仕事がこなせるまで成長すれば、次にJ11、Q12、K13に成長するように、立場が上の人が引き上げてくれる作用が発生します。
それは何らかの仕事で、側近として、またブレーンとして身近において置きたいプレイヤーにしたいからでしょう。「ん?こいつ使えるかも♪」って感じでしょう。
次は絵柄のあるカードにまで成長すると、多くの企業や組織から誘われる存在にまでなります。
「うちの会社に来ない?」「このプロジェクトに関わってよ」などと。
僕はこのカードの理論の中ではジョーカーを自負しています。◆♠♣♥などは、営業が得意先、経理業務が得意、企画が得意などと、何かひとつやふたつに特化した専門業務と考えてもらえるとわかりやすいでしょう。
僕がジョーカーと書いたのは、営業も得意、プレゼン能力も高い、企画書書くのも得意、情報収集が得意、分析解析が得意、法人登記も自分でできる、定款や申請書類ももちろん作れる、決算書も読める、税法も数カ国に精通している、当然実務も。また経済は元より金融、不動産も得意ですし、開発案件もできる、貿易業務もできる、創業件数も数十などとカバー範囲が失敗、成功もありますが、かなり多いので、1人で何役もこなせるかからです。
だからジョーカーと自負している所以です。
この効能は多くの友人や企業から、あらゆるジャンルの相談を受ける立場というポジションに繋がり、それが実を結ぶオファーへと変わるのです。
もちろんこれは直ぐに実践するのは難しいでしょう。ですが絵柄の入ったカードになるのは出来るだけ短期間に実現する努力はするべきです。スタートラインはここで、派生が生まれるのはここからですので。
これとあと2つ大切なファクターがあります。
その1つそれは人脈形成でしょう。
このブログでも何度か紹介していますが、交流会的なパーティーを年に数回開催しています。
これは多くの人に他薦してもらえる環境作りでもあるのです。かれこれ15年は続けていますし、参加者100名を超える海外交流会などは昨年で7年目になります。人脈を形成するのに始めから僕は自らこの様な会を主催者することから始めました。
最後に書くのは一番大切な事で、僕も100%出来ているとは思ってもいませんが、下の人を可愛がり育て、上の人に可愛がって引き上げてもらえる自分作りです。
もうすこし分かりやすく例えると、学生時代の先輩を思い出してみましょう。
大嫌いな先輩を思い出して見てください。「上から目線」「後輩に偉そう」「顎で人を使う」インセンティブなんて歳上でしかないだけ、ちょっと経済環境の良いだけの嫌な先輩いませんでしたか?
そして大好きな先輩、尊敬できた先輩を思い出してください。「この先輩ならついていきたい」「この先輩なら無理も聞いてあげれる」
あなたはどっちでしょうか。そしてどっちであるべきでしょうか?
全者は表面では人間関係があっても心の中で「こいつ嫌い」「極力接点持ちたくない」と思われているものです。
成長、成功するには実力だけでなく下から押し上げられる力も必要なのです。
そして上の人に可愛がってもらい引き上げてもらうダブルの力が作用した時にこそ最大公約数が出るのです。
このように偉そうに講釈を書いてしまいましたが、僕も大企業の会長に役員に引き上げてもらったり、友人の推薦があったので、大手ゼネコンの役員も経験しました。また外資系上場企業の役員も他薦があったのでなれました。
どれも自力で取りに行ったわけではないのです。
また現在でもプロモーションや企画など多くの案件はほとんどが人の紹介や推薦で繋がっています。
多くの人から他薦される存在ですね。
最初と最後は人対人、そしてその人の持つスキルなのです。
出来れば複数の得意分野を持つ事が世間では重宝がられると思います。メンターなど必要ありません。自らが変わりの効かない他薦される人材であるべきなのです。
紺野昌彦