紺野昌彦のコラム・訪日観光客が教えてくれた日本の美
こんにちは紺野昌彦です。
ご存知の方も多いかと思いますが、僕こと紺野昌彦はビジネスの関係上、アジア圏を中心に世界各地を移動しています。
アジア広域ではそれなりに主要な観光地や風光明媚な場所も訪れることもできました。
ですが意外と訪れていないと思う場所、そしてその地域で風光明媚な場所でまだまだ行きそびれた場所があります。
それは日本。
日本も46都道府県ある中なで実に30以上の都道府県には既に足を運びました。
ですがその地域地域で最も美しい場所は実は知りもしませんし、足を運んでいません。
実は先週、京都の「瑠璃光院」というお寺を訪れました。
今まで行った京都の寺社仏閣の中でもかなりすばらしい空気感と景色が楽しめます。
実はここを訪れたのは今回が始めて。
知ったのは一昨年に外国人がUPしたインスタグラムから。
学生時代に京都で過ごしていたのもあり、京都に友人も多いのですが、その画像を見せて「ここどこ?」と調べても中々辿り付かず、ようやく昨年に瑠璃光院と判明しました。そして早速足を運んできました。
そんな紅葉が素晴らしい瑠璃光院の画像がこちら。
今回の瑠璃光院はまだ少し時期が早く紅葉は三分程度。
少し残念ではありましたが、それでも景観美は素晴らしく一見の価値は十分にありました。
ちなみに紅葉ピークの時期はこのような感じです。
このように訪日インバウンド客が教えてくれる光景は最近かなり多くなっています。
これは前述のようにインスタグラムやFacebookなどのSNSの世界レベルでの普及と、何よりこれらSNSの利用者は日本人よりも諸外国人が多いのが大きな特徴なのかもしれません。
例えばタイでのFacebookの利用者数は日本で700万人ユーザーを突破した2013年には他では2000万人を超えていました。
このようにアジア圏新興国での日本の風光明媚な景観は、いち早く海外に拡散し、日本国内で穴場が広がるよりも早い伝達力で海外に拡散した背景と言えるでしょう。
今でこそ一度は目にした事がある次の画像はこれまで特に観光地でも有名所ではなかったのですが、富士山と五重塔を一緒に写せる場所として、タイ人に人気となり多くのSNSで拡散されたことから、インバウンド客の訪れてみたい場所の代表的な場所にもなっているようです。
この他、山形県の銀山温泉もかなり僻地で都心部に住む日本人は中々足を運べない、リアルジャパンを味わえる場所として諸外国人に人気です。
僕も画像でこそ知ってはいましたが、東北なのかも知りませんでしたが、インバウンド客が上げるSNSで場所も季節の顔も知ることがでいました。
実はこのSNSこそ地方創生の一番の立役者なのかな?
とも思う今日この頃でした。