プライベートジェット機チャーター。紺野昌彦のコラム
こんにちは紺野昌彦です。
先月に始めてプライベートジェット、すなわちビジネスジェットのチャーター便に登場してきました。
もちろんビジネスジェットの文字通りに商用での利用です。
現在はプライベートジェットの需要は拡大傾向らしく、今回出発した羽田空港でも1ヶ月の平均のフライト数は200機前後とのこと。
2017年12月1ヶ月では206機のチャーター機の離発着があったとのことでした。
ちなみにその内訳は日本国内からの利用者(日本企業や日本人個人)は約20%ほどで、残り80%が諸外国からのチャーター機とのこと。
大半が中国を始め中華圏からのプライベート機とのことでした。
中国人の友人に聞いたとこと、中国国内でもプライベートジェットの需要は急上昇で企業単位でのフライトがかなり増えたようで、プライベート機のシェアやチャーター機の使用の際に、空いている座席にを20万円、30万円で開放してコストに当てているとの事でした。
なかなか面白いアイデアでもあり、ある意味では需要増につながるのだろうと思いました。
さて気になるプライベートジェットのチャーターの価格ですが、羽田空港や成田空港からのフライトで隣国(中国や韓国、香港)へのフライトは2日間チャーターで日本円で約1600万円前後からとのことでした。
もちろんこの価格にはフライトだけではなく2日間の空港での駐機料金や、パイロットやフライトアテンダントの価格や宿泊料金なども含まれています。
今回のフライトででは4日間のチャーターで、3都市移動でしたので、それ相応の価格であることは想像できるかと思います。
今回は羽田空港からの利用でしたが、既に羽田空港のビジネスジェット用の駐機所や、利用口は過密状態でこの先の東京オリンピックや日本のIR(カジノ)での増加は必須でしょう。このような富裕層の空の玄関の整備も急務なのかもしれませんね。
乗り心地なのですが、かなり居住性は高いです。
機材が小さいので揺れも心配しましたが、通常の旅客用のジャンボ機よりもフライトは安定しているように感じました。
新幹線よりも揺れないイメージです。
ですが残念なのはシートです。通常のビジネスクラスのシートの方が断然に座り心地はよいでしょう。
名前の通りビジネスジェットなので、商用でのフライト、機内でのMTGや商談などには、かなり便利な印象でした。
また近日中に利用できることを願わんばかりです。