タイ新幹線バンコクチェンマイ間に2020年にも開通

タイ新幹線、バンコク→チェンマイ間の開通予定が報道されました

以下は報道記事からです。

2015年5月28日のタイ国内のメディアによるとタイ政府プラジン運輸大臣は、現在進んでいるタイ新幹線の日本の協力調査の進捗によって来年早期に着工ができるとすれば、2020年に完成する可能性について言及しました。5月27日に日本の太田国土交通大臣とタイ新幹線開通の調査開始の覚書をかわしたところ。タイの運輸大臣が完成時期まで言及したのは、中国を牽制するためだと見られている。

タイの鉄道インフラ整備は着々と進んでおり、バンコク都内では、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)の延長工事や新路線の工事が着々と進んでいます。総延長は現在の5倍にまでなる予定で、これが実現するとバンコクは先進国水準での市内鉄道網となります。タイ新幹線もその一環。

ただバンコクと地方と結ぶ在来線の整備はまだまだで、今回のバンコク、チェンマイ間の鉄道整備はタイの発展を大きく加速させるでしょう。

パタヤ新幹線

ちょっと気になるのがパタヤ新幹線。2013年にバンコク、シラチャー、パタヤとを結ぶ新幹線計画が発表されています。開通は2018年。クーデター前のインラック政権時には、日本の新幹線をアピールするイベントもバンコク都内で行われていたりと、実現性があったかに見えましたが、現在はどうなったのか知りたいところです。先の報道からは消えてしまった感が否めませんが。。

軍政になりインラック政権時のインフラ計画も大きく見直された感はありますが、是非ともタイ新幹線で実現してもらいたいコースでもありますね。

 

ドンムアン、パタヤ(ウタパオ)間にエアライン

そんな中、4月からはバンコクドンムアン空港からパタヤ郊外のウタパオ空港に路線が開通したようです。

それも片道490バーツで格安。ただ路線は1日1便で、小型飛行機なのですぐに満席になってしまうとか。。

上手く予約が取れたらさっそく使ってみたいと思います。

タイ・カーン航空 (Kannithi Aviation Co.,Ltd.)

メディア記事より

カーン空港が開設したバンコク、パタヤ(ウタパオ)間は、ドンムアン発が一日1便。パタヤ(ウタパオ)発が一日2便とスケジュールされ、片道490バーツ(約1800円)で販売。約30分のフライトで運行されている。

この他に同空港からは、タイ北部チェンマイや東北部のウボンラチャタニー、ウドンタニーへの路線も開設され990バーツ(約3700円)で販売されている。

また、発着に合わせてパタヤ地区のスクンビット通りからの送迎もある。問題は機体が小さく席数も少ない為にすぐに売切れてしまうことだ。

ウタパオ空港のあるラヨーン県には、国内外の工場が多く地方の工場とのやり取りも多い。その為、関係工場のある地方への出張などのニーズも少なくない。

ウタパオ空港は、タイ東部ラヨーン県サタヒープにある。世界的観光地パタヤから約35km南にあり、1時間弱ほどのためパタヤ空港と呼ばれることもある。

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