紺野昌彦のコラム・常に外に出て活動する

こんにちは紺野昌彦です。

僕はよく紺野昌彦としての仕事のマインドなどを聞かれる事があるのですが、それについて簡単に書いてみたいと思います。

仕事は何をされているのですか?という質問を頂くのですが、実はこれが一番即答が難しい質問です。
個人で様々な案件に投資もしていますし、ビジネスマッチングなどのコンサルも行っています。また海外投資商品の仲介なども海外法人でおこなっていますし、海外不動産の仲介、海外法人の設立のサポートなども行っています。そして複数の法人の顧問や取締役も請け負っています。時には選挙参謀のようなコンサルも請け負う始末。
どれが紺野昌彦としての本業なのかは実は実際の自分でも的を得ていません。

ただ確かなのは、話を聴いて自分自身できると思った内容は、時間が許す範囲ならばお受けする。というスタンスでしょうか。
実際のところ前述の業務内容の中でもどれが一番得意なのかも自分でもわかっていません。
この複数の内容で業務を遂行するのは、自分の領域から常に出て何かにチャレンジするという精神が生んだ賜物なのかもしれません。
もちろんそれが正しいかは別議論ですが。

人それぞれに得意、不得意の分野があると思います。

ITが得意な人、金融が得意な人、経理業務が得意な人、営業が得意な人など様々でしょう。
もちろん不得手なこともしかりです。

ただこのの中から出ない事には大きな問題があるとよく感じます。
「それは苦手だから」「僕はネットが得意なんですよ」「事務職しかしたことないから」などといろいろあるかと思います。

これは起業するに当たってだけではありません。
全てに共通することかもしれません。

自分の得意分野はさることながら、その外に出て実ることが新たな自分を見出し、そして新たな経験、そして成長と成功に繋がる事だと感じています。

もちろんひとつの物事を完全にマスターする専門家もありうるでしょう。
ただ時として、その専門のジャンルが衰退すればマーケットは縮小しますし、時には違う手法が主流になれば職を失うことにも繋がり兼ねません。

専門分野、得意分野はある意味当たり前。
日本人だから日本語が話せるようなもの。それ以外に英語、中国語など複数の語学力があればなお強いでしょう。

以前にとある大手企業の面接の話を聞きました。
そこの面接官は、あなたは経済学部ですよね?では経済のことは知ってて当たり前でしょうから、文学の話を聞かせて下さい。と不得意と思われうる分野を敢えて出して、その人の情報力や勤勉さを引き出そうしているそうです。実に素晴らしいと思います。

語学でも第二外国語や第三外国語にについて質問するそうです。

 

少し例えてみましょう。

アメリカの企業版付けをしていうフォーチューン誌の企業ランキングは、10年毎に上位10社はほとんど入れ替わります。もう少し掘り下げると50社内に10年後に残るのは10社程度かもしれません。
それだけ早い速度で企業の収益も、世界のマーケット構造も大きく異なるのです。

かつては世界ランキング10位以内に入っていたイーストマン・コダックは既に今では倒産してありません。カメラフィルムからデジタル画像にイノベーションされてマーケット構造が変わってしまいました。
薄型テレビで世界を席巻したSHAPRもさえも今では経営危機に瀕しています。

オンリーワン状態のマーケットを形成していても結果的にはこのようなケースが、企業の歴史の中では大半なのかもしれません。

もう一つ戦国時代に例えてみましょう。

企業競争も言わば戦国時代的な要素でしょう。ではそれに当てはめて考察してみると、自国の領土内を治水、開墾し育てることも重要でしょう。
ですが、ひとたび戦となるとその全ては崩れ壊されてしまいます。
ようは戦は外に出てする方が領土も増え、自国の住民も増え、兵力も増加し国力は大きくなります。
戦は外、イコール土地勘など様々な事に不慣れな敵地で行うのが定石です。

国内の内需の拡大と統治は言うまでもなく当然ですが、外で戦うことこそその国の繁栄につながります。
あらゆる経験値も上がり、兵の練度も上がり敵情も知ることも出来、やがては大国に繋がります。

自分自身の得意分野に留まることなく、常に外に出て、外で見る、知る、経験することこそが大きなステップに繋がる一歩と感じています。

ただ。。

外に出て戦うにも時には大きな敗戦リスクも有り得ます。
流石に常勝将軍というわけにもいかないでしょう。

僕こと紺野昌彦自身もこれまでに何度も失敗も敗北も経験しています。
ただそんな失敗を複数重ねたこともありますが、それぞえ短期で再生し果たしているのは、複数の収入源を同時に維持しているのが大きな要素でもありました。
基本的に全戦力の一点集中はした事がありません。

一定の戦力が蓄積されると、その50%から70%までの戦力で外に出て戦うというイメージでしょうか。

少し例えが大きく脱線を始めたので、元に戻しましょう。

要するに個人として、企業として専門分野に長けているのは当たり前の条件でしょう。
その中で自分もしくは自分たちの得意分野から外に出てトライし続けることが、新たな成長、そして成功には繋がらないと感じるきょうこのごろでした。

 

さて僕が以前にバイアウトした会社の現代表者も若い世代ですが、自分の未知のジャンルの勉強を欠かしていません。実に素晴らしいチャレンジ精神だと思います。
英語はそこそこ堪能なので、中国語を学びに行ったり、不動産の知識がある程度満たされうと、金融の勉強を始めたりと、攻めの精神の持ち主でしょう。

またかつての僕の会社のスタッフも実は一流大学で数経に明るく、公認会計士を目指していました。
当然数字には強く、時間の問題で会計士は間違いないところだったでしょう。
ですが、いろいろ僕の事業コンサルのセコンドをしていて、ITの世界マーケットそして可能性を感じる機会があったようです。
今ではIT企業の社長として関東圏を中心に活躍しています。

嘉陽田くんわかりましたか?

紺野昌彦経歴書

紺野昌彦

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