香港、深セン、ツアー
こんにちは紺野昌彦です。
先日久しぶりに香港、深センまで20名のお客さんを連れてツアーに行って参りました。数年前まではちょくちょくこのような会を開催してはいましたが、ここ数年は複数の上場企業の役員も拝命する立場もあり、年に数回まで回数が減っていました。
日本はご存知のとおり島国であるのもありますが、残念ながら情報が制限されていたり、また報道や情報に大きくバイアスが掛かっているのも周知の事実だったりします。
まあ「最も成功した社会主義国」とも呼ばれている所以でしょう。
このような僕が主催し引率する海外ツアーは、今でも年に数回は開催しています。
その動機は、真実の情報に肌で触れてほしい。そして知らないほど損をしているというのを実感してもらいたいからです。
例えば単なる銀行金利でも海外ではこれだけ違うのです。
香港 | HKD | 2.8% |
カンボジア | USD | 6% |
ロシア | RUB | 10% |
アゼルバイジャン | USD | 16% |
実際の現行金利はご確認ください。
もちろんこのブログでも紹介した香港やシンガポールで加入できる積立保険も金利はアベレージで約5%弱などと、日本の物に比べると格段に違います。
当然、今のご時世では円だけの単一通貨での預金はちょっとリスキー。
複数通貨で預金をする。また資産も複数の形態に分散するのがベターでしょう。
実際に僕も、USD、HKD、THB、RUBなどと複数通貨でしかも複数国で管理しています。その中でJPYは一番少なかったり。
当然海外だから安全対策というわけではありません。国によってか帰るリスクもあるでしょう。もちろん日本だってそうです。そのようなことを判断するためにも現地の情報を知ってもらいたいのです。
今回は香港と深センでしたが、インドネシアありますし、ロシアもあります。もちろん現在僕が何らかのビジネスをしている、また資産運用を行っている国々でもご要望がある時には不定期で行っているのですが、今回は香港と深センでした。
香港は多くの皆さんもご存知のように、東京からのフライトで約5時間ほどで、最も近いアジアの金融都市となります。
元々英国領であり、中国に返還された現在でも英国統治下の行政と法基準が続く、一国ニ制度だったりします。この背景は英国から中国に香港の統治権を返還する際に、向こう50年は制度変更を行わない事が定められており、あと30年は現行制度のまま香港は継続されることが決まっています。
これもあり、また中国の一部で唯一の完全自由主義エリアであることから、世界中から多くの資本が集まり、実に東京の6倍から7倍の投機マネーが集まっているのです。
これは世界中の金融機関が支店や、アジアでの活動の本体を置いている事からも、香港はそのようなポジションは担保されていると見ても良いでしょう。
大いに不安定要素があれば、世界中の金融機関が集まったり、また世界中から投機マネーが香港に集まるという事は無いでしょう。ちなみに香港はシンガポールの約倍の投機マネーが集まっています。
さてそんな香港の銀行口座の開設ですが、現在ではとても厳しく、英語面接が必要で、香港IDが必要であったり、オフショア法人では口座が開設できない。などなど5年前に比べると相当ハードルが高くなりました。
ですが実は現在でも、英語面接無し、香港ID無しでも即日に簡単に銀行口座が開設できる金融機関もあったりもします。支店により異なりますが、僕の知っているところで3銀行あります。
また保険などの金融商品も徐々に日本人が加入する事は難しくなりましたが、これもまだまだ大丈夫な大手保険会社や加入方法などもたくさん存在するのです。
今回のツアーはそんな情報を学んでもらおうと、銀行、投資助言会社など複数ヶ所で勉強会を開催しました。
ただ皆さんは海外の投資や資産運用は経験の浅いビギナーの方々でしたので今回は初級編。
もちろん上級編になれば株や為替、AIトレードなどいろいろありますがリスクも伴うので極力リスクの低いものからです。
ここで注意ですが、特別海外で預金を行う、資産運用をすることは決してダメなことではありません。
税引き後利益をどこで預金しても、どこの国で資産運用しても何も問題はありません。
海外にお金を移すだけで、資産フライトやマネーロンダリング等と誤解する方がいらっしゃいますが、決してそうではありません。
ただし海外で5000万円以上の資産を保有している場合は、国外財産調書制度に則り、申告する義務がある事もお忘れなく。
今回の香港では、海外での投資や資産運用の初歩となる海外での口座の開設方法や、日本人が加入できる保険のお勉強でした。
これから日本では年金が受け取れる可能性は年々低くなってきます。その際に何らかの形で保険に変わる老後担保には香港などの海外保険がベターでしょう。アベレージで年率は約5%弱は出ています。
また預金も僕は複数の国ですることを推奨していますが、アゼルバイジャンやモンゴルのように銀行預金の年率が15%を超える国々もいいのですが、何かあった時に日本から用意に行ける距離でもありません。
なので先ずは香港からのビギナースタートがおすすめなのです。定期預金の金利は2.8%ほどですが、日本より断然にお得ですし、HKDはUSDとペッグしているのでレートもほぼ同じです。
これはHKDが発行される額面のUSDが銀行で担保されているので成り立っているのです。
香港の法人税率は最大で16.5%ですし、買わせ取引や?株のトレードのようなインカムゲインやキャピタルゲインも非課税。
皆さんもそんな恩恵に預かってみてはいかがでしょうか。
もちろん慣れてきたら、少しリスクもありますが、もう少し年率のよい投資商品もたくさん存在します。またゴールドマン・サックスやメリルリンチ、モルガン・スタンレーのトレーダーやファンドマネージャー等との会食や情報交換などの機会も作れます。
このようなベーシックなものでポートフォリオ担保してから年率の高いものや、リスク商品に手を出すのが無難でしょうね。
僕は月利5%から16%の投資案件にも手を出していればいますが、自己資産の2割から3割まで。こんなのは挽き際が肝心なんですよ。次は月利40%ってのを少しだけ試して見ます。
投資は自己責任ですよ。自己責任♪
ツアーでは、美味しい四川料理、広東料理、上海料理を皆さんで堪能。
香港だけではちょっと物足りないと思い、このようなツアーの際には、深センか広州まで足を延しています。そして今回は深センまで行って参りました。
香港から深センまではバスで約40分。
もちろん鉄道でも頻繁に出ていますが、僕はバスで皇岸口ルートを推奨します。バス波必ずや座れますし、イミグレーションは並ばなくていいですし、24時間オープンの国境です。
金融ツアーとは直接関係こそありませんが、世界で最も発達する速度が早い深センは一見の価値があります。
ここ深センは東京の10年先を行くと言われる近代化した都市でもあり、無人コンビニもそうですし、中国でも上海に次ぐ金融都市でもあり、アジアのシリコンバレーとしても名を馳せています。
ほとんどがスマホ決済で、屋台の焼き鳥ですらそうです。挙げ句の果には、路上生活者さんへもQRコードをかざしてお金お私するほどです。。
それでも物価は香港の半額以下。買い物と食事をするには最高の遠足先なのです。
皆さんも香港や深センに遊びに来てみませんか♪