沖縄のインバウンド前年比39%

こんにちは紺野昌彦です。

2週間ほどのタイの自宅近くで滞在していました。ちなみに沖縄、タイの間には直行便が就航しており、新たな航空会社も路線を申請中とか。

現在那覇空港の国際線はアジア各地の都市を結び、地方空港とは思えない路線数です。その海外への就航都市数は直行便で、16都市以上にも及びます。

結果、海外からのハブ拠点と化した沖縄へのインバウンド数は2019年、300万人を超えて増加率が前年比39%という観光都市、リゾート地に変貌を遂げつつあります。

特に香港、台湾からの渡航客には人気のようで、それぞれの地域から気軽に来れる身近な日本であるからでしょう。

香港から沖縄へはフライトで2時間の距離ですし、台湾からは1時間のフライトです。

僕の会社も香港にあるので、香港人に聞くとコバルトブルーの海もさることながら、最も近い日本というのも魅力のひとつのようです。

当然そこには日本のアベレージがあり、わざわざ東京に行かなくても、ショッピングができる、日本を楽しむ事が出来るのも大きな特徴のひとつでもあるようです。

またクルーズ船の寄港数も全国でもトップクラスに高く2019年度は沖縄主要みなとみらい5港で719回と大幅に増加が決まっています。

ちなみに2018年度は529回。

これはかなり圧倒的な寄港数でインバウンドの増加が顕著である証でしょう。

ただしこれには複雑な問題もあり15万トンを超えるクルーズ船は、那覇港には満潮時しか接岸できない。よって寄港時間が限定されるなどの問題があります。

また那覇港に入港する際には、那覇空港が一時的に離発着が停止する措置を取らなければいけません。

これは那覇港が那覇空港の滑走路に面しているためであり、10階建てビルのようなクルーズ船が滑走路の前を横切るのでやむを得ない措置でもあるのです。

僕も先日乗ったフライトが那覇空港に着陸する前に、機内アナウンスで「ただいま管制塔より上空待機の指示が或りましたので、20分上空待機いたします。」理由は那覇港にクルーズ船が入港したとのこと。

これが解決すると沖縄本島への滞在時間は長くなりよりインバウンドからの観光収入増となるでしょう。

 

さて以前にこのようなインバウンドが日本に求めるものを題したブログを書いたことが何度かあります。

それはインバウンド観光客は、日本の地域差を理解していない。日本のアベレージを各地に求めていると。当面はこの傾向が強いだろうと。

例えとして、日本人がアメリカに旅する場合にアイダホ州の地域性や、アリゾナ州の地域性の違いが言えたり、タイによく旅する人でもプーケット県とチャンマイ県の大きな違いは言えないでしょう。

タイの場合でも、上記の2都市は海がきれいなリゾート地、山間部で農村地帯。それ以外はタイのアベレージをイメージするでしょう。

中国でそうでしょう。北南では民族も違いますし、地域により広東語圏すらありますし、このように都市ごとに文化も異なります。シュウマイは中国何事料理でしょう?酢豚は何料理でしょう?多くの日本人は一括で中華料理でしょう。中国料理にも地域により四川料理、広東料理、上海料理と地域数だけあったりします。

なので沖縄料理も彼らからすれば日本料理、すなわち和食なんです。

アベレージを求めるもう一つの証拠が、日本中のどこの観光地に行ってもドラッグストアと量販店が軒を並べて大繁盛ということです。

ですがここに来て地域性が着目する流れが早く来ているのを感じるのですが、僕は10年はかかるかなと思っていましたが、地方のインバウンド収益が以上なほどの伸びを見せています。

沖縄県の前年比39%は世界中で1位の増加率ですが、都道府県ではなく地域で見ても瀬戸内地域では2015年比では78%の観光収入の伸びを見せて居たり、中部地方でもここ3年家で41%の伸びで、東京や大阪を抜いている数日前が浮かび上がっています。

これらは2019年5月25日の日経新聞の記事に詳しく統計が出ています。一度ご覧ください。

日経新聞記事より

当然これらは日本の地域に派生したリピート訪日外国人でしょう。また各地域で日本のアベレージを求めている状況も引き続きあるでしょう。

ですが地域の差や、地域の光景というものに大きく興味が推移している非常に面白い傾向と見て取れました。このようにインバウンド外国人が日本の地域を求めるのは数回のリピート以降と考えていたのですが、ここ数年で既に数年のリピートを得ているのでしょう。

これらのリピート回数の根拠数字も近いうちに探して見たいと思います。

それにしてもかなりのインバウンドの増加で、これからの観光業界に益々期待ですね。一部はインバウンド増に警笛を鳴らす論調出ていますが、これまでの日本はインバウンドが極端に少なすぎるのが特徴だったと考えています。

反対している文献は3000万人、4000万人が驚異的である論調ですが、10年前には人口700万人弱の香港でも2000万人を超える観光客は当たり前でしたし、500万人弱のシンガポールも15年前には1000万人弱のインバウンドで、日本の人口比で見ると仮に4000万人としても決して多い数ではないのかもしれません。

今後の日本の観光立国に期待です。

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