中国で最もGDPが高いエリア
こんにちは紺野昌彦です。
僕こと紺野昌彦の主な活動拠点の中に、香港、深センがあります。
この香港、深セン、マカオが市する中国南部のゴールデントライアングルこそアジア圏で最も経済の中心と見て間違いないでしょう。
この紺野昌彦オフィシャルブログでもちょくちょく香港の情報を書いていますが、世界の金融都市、香港に集まる投機マネーは、実に東京の6倍とも7倍とも言われています。そんな香港は人口が約800万人弱と東京の半分程度です。
そして香港のインバウンド数は約3000万人と日本のインバウンド数を軽く超える数でもあります。
また隣のマカオは人口が約60万人にも関わらずインバウンド数はこちらも約3000万人。
香港、マカオ両都市から日帰り距離にある深センは人口が2500万人を越えて中国でもベスト3に躍りでた人類史上で最も成長速度の早い都市でもあり、GDP規模では恐らく今年のうちに香港を抜くでしょう。
さてそんな深センのある広東省は、実は中国で最もGDPの高い省であり、北京や上海を抜いています。広東省の人口も約1億1000万人と日本の半分程の面積に日本と同じ規模の人口を有し、隣接地に香港とマカオを持つ経済圏を誇っているのです。
香港だけでも世界でトップクラスの金融都市であり、格付けでは東京よりも高く、アジア圏有数の経済都市でもあります。
これに隣接する深センの金融規模も中国で2位に位置し、世界でも17位にランクインしており中国のGDPの増加と国民の平均所得の上昇により今後の世界経済に大きく影響力を持つエリアに飛躍する可能性を秘めています。
またこの華南地区はベトナムを始めとするASEAN圏にも近く消費地、そして生産地としも更なる発展をするでしょう。
香港は、1997年に英国領から中国に変換されましたが、変換後50年は中国政府は香港の自治を認めており、その期間はあと30年間あります。
この30年で中国メインランドとの経済格差は無くなり、そして中国のあらゆるリテラシー、民度はかなり向上することが予想されます。
香港、マカオ、深センのゴールデントライアングルはこれからの世界経済においても注目すべきエリアですので、更なるベンチマークをしていきたいと思います。
紺野昌彦