東南アジアで屈指の大企業

こんにちは紺野昌彦です。

ここ数年で世界でもトップクラスの企業や投資家とビジネスをご一緒できる機会が多くなりました。

特にここ3、4年は共にさせて頂く企業のサイズも桁違いにまでになり、僕自身でも驚いているくらいです。

それは今まで目耳にするのは、Forbes誌など経済メディアにしか出てくる事がない大企業や大人物ばかりだからです。

先だってこのブログで紹介したセコイアキャピタルもその一つではありますが、先月にご一緒させて頂いたのは、マレーシアの最大コングロマリットの事実上のナンバー2でした。

名前を出せばこの企業をご存じの方も多いでしょう。マレーシアのクアラルンプール郊外にある巨大リゾート施設や、シンガポールの巨大リゾート施設、などを経営する企業で、アジア以外でもロンドンでのカジノ、オーストラリアでのカジノ、アメリカでのカジノを始め大きくのカジノを経営する他、パームヤシやゴム農園などの大型プランテーションも手がけている當にコングロマリットです。総従業員数は6万人で年商は6兆円だとか。もちろん上場企業です。

そして世界で三番目に大きなクルーズ船企業もここの子会社でもある大企業です。

先日この大企業のナンバー2でもある創業者ご子息が来日の際に、日本への事業投資の案件に関心を強くお持ちでしたので、色々とお繋ぎすべくご案内させて頂きました。

ちなみマレーシアの首相のマハティール首相とはかなりご入魂だとか。

ちなみにこの大企業の創業者ファミリーは、Forbes誌のアジア圏の大富豪ランキングにも毎度ランクインする一族でもあります。

もちろんインバウンドに沸く日本への一定規模の投資意欲でしたのと、すでにルーズ会社を使い年間で100万人を超えるインバウンドを日本へ送客してい実績から日本政府の要人の皆様方への表敬訪問も必要かとお繋ぎ致しました。

今後、医療ツーリズムや、クルーズ寄港の際のリゾート施設などの開発他様々な分野に興味を持たれており、積極的に日本への投資事業に関わりたいとのことなので微力ながらお手伝いが出来ればと願っています。

そんな中、日本のインバウンドの発展と増加は、始まったばかりでもあり、日本の港湾事情の不備も大きく見えた今回の政府関係者への表敬訪問となりました。

僕も勉強不足ではありましたが、十分に水深のある工業港の場合は旅客港への用途変更は必要なようですし、港湾のこのような手続きは国土交通省の所轄。

そして旅客入国管理を行うは難しイミグレーションは法務省の所轄であり、持ち物の関税処理は財務省の所轄と、クルーズ船の母港を整備するだけでも一苦労でもあるようでした。

何かと縦割り行政での問題点も見え隠れします。

現時点でこの会社の傘下企業のルーズ船会社は、沖縄に相当数寄港していますが、沖縄のクルーズ船パースも既に過剰状態でもあり、那覇港クルーズ船パースを浦添市に移設する計画や、宮古島のクルーズ船パースの拡張工事、そして本部港のくらい船パースの拡張工事も計画が進んでいます。

また、同社的には沖縄での拠点港も増強したいそうですが、なんと言っても東京湾への寄港回数も欲しいところのようですが、東京湾は世界有数の過密港湾でもあり、極度の混雑ぶりでなかなか新規路線の確保も難しいようですね。

今回のお陰で色々と勉強となりました。

日本政府のインバウンド増加計画は五輪までには4000万人。そしてその先は6000万人までの増加計画があります。

この辺りの計画も出来るだけ速やかに改善できることを願うばかりです。

紺野昌彦

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