香港保険ツアー
こんにちは紺野昌彦です。
香港の保険や投資商品についてたまにブログで紹介する事があります。決して香港の保険や投資商品の販売や仲介を生業しているわけではありませんが、香港には僕の会社があるので、香港には定期的に足を運ぶのですが、その次いでに友人やそのまた友人などに、香港の保険、投資商品などを繋ぐ事が時折あります。
もちろん仕事柄、海外での投資や運用をしている性質上、日本よりお得で洗練されているため、少しでも多くの人に知ってもらえたらと考えているからです。
何度も書きますが、決して生業でしているわけではない根拠として、このブログそうですが、facebookなどのSNSでPRなどは一切していませんし、ブログ記事で香港の保険や金融の事について書くことも、まあ年に2、3回程度です。
以前にもこのブログで紹介しましたが、香港をはじめ海外の保険や投資商品の方が有利と言うには、いくつか根拠があります。
一番に挙げられるのが日本との税率の違いでしょう。
日本の法人税率は最大で約39%。
香港の法人税率は最大で16.5%。
まずこれだけで比べても日本と税制面で、企業として税引き後の利益を考えるだけでも有利です。もちろん保険会社も同様に有利です。
次に保険会社は、加入者から預かったお金を運用して利益を上げる。そうやって増やすことがお仕事なのですが、一般的には、株や債権などでの投資運用のシェアが大きいです。
そんな配当や運用の利益を、インカムゲイン、キャピタルゲインと呼びますが、この運用利益にも日本では当然課税がなされます。配当課税です。ですが香港やシンガポールでは配当課税はゼロ%。そうです非課税なのです。
日本の配当課税20%
香港の配当課税0%。
この税率の差だけでも、企業である保険会社が如何に香港やシンガポールのような税率の低い国で運用されている方が有利なのかが理解頂けると思います。
もちろん保険だけではありません。
社債であったり、株式であったり、ファンドなどの投資商品、為替であってもそれから得られる利益は、法人、個人共に非課税なのが香港やシンガポールの大きな特徴なのです。
それと日本には税率以外に更に大きな足枷があるのです。
それは国債という国が発効する債権なのですが、ご存じの方も多いでしょう。
日本は約1000兆円を超える国債を発効しています。いわゆる国の抱える借金です。
ではこの1000兆円を超える国債は誰が買っているのでしょう?
日本では銀行、郵貯、保険会社などの金融機関が日本の国債を買っているのですが、これは金利が良いので買っているのではありません。
ほとんど金利が得れない国債は、日本の金融機関は半ば強制で買わされていると言っても過言ではないのですが、日本の金融機関は預かり資産の約40%を国債として運用しています。
結果として残りの60%だけ自分たちの才覚で運用しているというわけです。
香港やシンガポールなどの金融機関はまったくそうでは無く、ほとんど全てが自己判断での運用が可能なのです。そして税率も低い。
このように普通に紐解いて行くだけで、当たり前理屈の上に成り立っているので、損も得も考えるまでもなく一目瞭然なのです。
また香港をはじめ海外の保険会社や金融機関が、運用のポートフォリオでよく使うのが、S&P500というアメリカのインデックスなのですが、これが実は最も安全なポートフォリオとして認知されています。
参考までにこのS&P500のチャートを見てみましょう。ちょうど今日、2019年10月22日のものですが、「めっちゃ下がってるじゃん」って見えますよね。
もちろん下がっています。
では中長期的に見てみるとどうでしょうか?次のS&P500のチャートは同じ2019年10月22日の5年足のものです。
完全な右肩上がりなのがお分かりでしょう。当然、所々には大きく下がる部分もありますが、しっかりと値戻ししているのが理解頂けると思います。
このように海外の保険や投資商品は、日本の金融機関のように国債は買わされず、ポートフォリオで運用資産の一部を安定して伸びるもので運用している傾向が強いです。
もちろんアクティブ運用しているところは、安全性が高いと言われるS&P500などではなく、開発であたり社債であったりと積極運用もしています。
次のチャートは同じ句S&P500の最大期間で出したものです。約30年でのチャートです。
これだけロングスパンで見ても右肩上がりです。もちろん間に大きく値を下げてるところはありますが数年で回復しているのも理解戴ける思うのですが、この谷間が、リーマンショックなどの金融危機に当たる部分です。
対比して日本の株式の日経平均株価を見てみましょう。
こちらのチャートが日経平均株価の同じく5年足です。決して右肩上がりではありませんよね。
まあデイトレで稼ぐには適した乱高下はありますが、安定的に資産を増やすに向いているとは言い難いと思います。
注ぎは同じく日経平均株価の30年で見たものです。
こちらも当然右肩上がりでもなく安定的に資産が増えているわけでもありません。
このようにポートフォリオ運用での軸足をS&P500を採用している保険や投資商品は安定感がありますよね。
なので海外での課税率の低い運用、そして安全性の高いインデックス投資を採用している投資商品や保険を勧めているのです。
もちろん前述の例はあくまでもわかりやすく比較したものであり、全てがS&P500をポートフォリオとして活用しているわけではありませんが比較的よく活用されている思います。
このような背景からも、やはり僕は海外での投資運用を勧めてしまいます。
なので生業でもないにも無いにも関わらず、香港の保険や投資商品を事あるごとに友人や知人に勧めているのです。
また元本確保型の商品も多く、一定の条件を守る、また満たせば元本が確保(保証)されるものも多くあるので、ドボンでゼロってことはありません。
アクティブな投資も悪いわけではありません。ですが一部でも安全性の高い思われるところヘッジしておくのは大切でしょうね。
保険だけでなくインデックス投資や積立、ファンドなどの商品、そして時には面白い社債などもあります。
興味がある方は僕が香港にいる時であればいつでもご案内致します。
香港保険詳しくは→ 保険保険
紺野昌彦