HSBC香港のマルチカレンシー口座が便利
HSBC香港のマルチカレンシー口座が便利
HSBCの預金口座は人気が高い。
以前のブログでは、HSBCのグローバルトランスファーという瞬間送金機能を紹介したが、マルチカレンシー口座は基本中の基本となる。
日本の通常の銀行口座は、当然ながら日本円での預金となる。最近はみずほ銀行などでも、米ドル預金口座が開設されているが、基本的に日本円と米ドルのみの管理が大半だ。
米ドル預金ではアメリカ資本のシティーバンクが代表的だが、残念なことにそのシティーバンクも日本から撤退する。
さらに残念なことはこのHSBCも日本からは撤退済み。
さてHSBCのマルチカレンシー口座だが、ひとつの口座で外国通貨が11通貨預金できる優れた口座だ。
例えば、HSBCの口座に日本円で送金をすると、そのまま日本円で口座に残り、米ドルだと米ドルのホルダーに入金され、タイバーツだと、バーツ建てで預金され、合計11カ国の通貨での保有が可能な通貨のポートフォリオには最適な口座だ。
JPY(日本円) |
HKD(香港ドル) |
USD(米ドル) |
GBP(イギリスポンド) |
CAD(カナダドル) |
AUD(オーストラリアドル) |
NZD(ニュージーランドドル) |
EUR(ユーロ) |
SGD(シンガポールドル) |
CHF(スイスフラン) |
RMB(中国元) |
THB(タイバーツ) |
このようにひとつのアカウントで扱える通貨がこれだけになると、ビジネスでも単なる預金でも大きく意味も異なってくる。
今回のように極度な円安がつづく為替環境だと、輸出産業に有利であっても、国際基準で見ると円の価値は、3割も4割も値下がりしていることにもつながる。
仮にUSDとJPYで同額の預金があれば、為替差益での損失なく維持できることにもつながる。
またHSBCのマルチカレンシー口座は、インターネットバンキングで口座内での通貨変更、いわゆる両替が可能でこの為替手数料も日本や海外のExchangeと比較すると手数料が安価だ。
このように複数通貨で預金ができ、インターネットバンキングでネット環境さえあればどこの国からでも操作が可能で非常に便利なのが愛用される一番の理由だろう。
ただHSBCの非居住者の口座開設は年々難しくなっているので、早い時期の開設がおすすめだ。
1件の返信
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