タイのインターネット利用率は59%

タイのインターネット利用率は59%

タイのメディアで、タイ国立開発行政研究院(NIDA)が6―8日、タイ全国で行ったインターネットに関するアンケート調査(回答者1749人)で、「インターネットを利用している」との回答は全体の59・2%だったとの報道があった。
インターネットの利用者に「インターネットを利用する際によく使う端末」を聞いたところ、「スマートフォン」が77・3%、「パソコン」18・5%、「タブレット端末」4・2%で、インターネットの利用者に「よく利用するサービス」を聞いたところ(複数回答可)、「line」が83.3%、「Facebook」78.6%、「Google+」19.7%、「YouTube」16.4%、「Instagram」13%、「Twitter」7.1%。

タイのFacebookは日本より普及が早く、ユーザー数も多い。
日本でまだ500万人前後のユーザー数だった頃にはタイは既に1500万人に達していた。
2014年11月の統計では、日本のFBユーザー約2400万人に対して、タイは約3200万人で増加率も計測国の中でもタイが一位。
アジアの途上国は、経済発展、情報インフラの普及の経緯が日本をはじめとする先進国とは異なる。
一般的な先進国は国の発展の過程で、家庭電話が普及して、企業や学校にインターネットが引かれ、個人でもデスクトップPCが持てるようになり、それがノートパソコンに変わり、タブレットやスマートフォンへと進化をしてきたが、新興国はインターネットの導入と同時にスマートホンやホタブレットの普及という環境からのスタートだった。また韓国、中国のメーカーが安価なスマートフォンやタブレットを新興国市場へ供給したのもネットインフラの普及時期と同時期だったのもアジア圏でのSNSの利用者数急増の背景にある。

この傾向は情報伝達の多様化の前にFacebookが普及した効果もあり、飲食店、物販店などの顧客囲い込みやプロモーションに大きく利用されている。
その効果は前述の背景もありおそらくは日本や先進国以上だろう。個人経営の飲食店などで2万、3万「LIKE」のところも少なくない。

またこのユーザー環境はITビジネスでも同様な急激な伸びが見られる。
楽天が2009年に事実上買収したタイ最大のEコマース (EC) モール「TARAD」は、当初35店舗だった加盟店を、3年で2,000店舗 (2012年6月末時点) に急増、流通金額・流通量とも前年比で毎月2桁近い伸びで推移しています。2010年から2011年の流通金額は25倍に膨らみ、関係者がタイのEC市場の4割から5割のシェアを抑えている。

またタイ大手銀行、バンコク銀行、カシコン銀行などは、一般的な普通預金のキャッシュカードにはほとんどVISAなどのデビットカード機能が付いており、このような業界の決済機能の普及にも一役買っている。

このように日本などとは環境の違う新興国のIT業界の環境は今後所得の上昇につれさらに拡大するだろう。
このような業界の伸びしろ企業に投資するのも面白いかもしれない。

http://www.tarad.com/

タイSNSユーザー数

タイSNSユーザー数

紺野昌彦

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