ICBC香港、中国工商銀行の口座開設が比較的ゆるい
ICBC、中国工商銀行の口座開設が比較的ゆるい
以前より段階的に口座開設、資金移動の厳格化が進む香港。
特に米国の香港当局への圧力強化が進んだ先月頃より格段に幻覚が進んでいる。
昨年の同時期頃は、HSBCでも事前に申し込みを行い、パスポート、運転免許書のコピーを送っておけば、香港でサインと受け取るだけで銀行口座の受領が可能だったのが、現在では英語面接必須(一部免除のところも)となり、定期的に日本人の口座開設をクローズする支店や期間を設けるなど、徐々にその締めつけは厳しくなっていまる。
またHSBC香港での法人口座開設は、個人口座と比較すると格段に厳格化が進み、かなり高い確率で開設できない。
HSBC法人口座開設も昨年前は、前述の個人口座開設と大差がないほど簡単であったにも関わらず、現在は外国人の新規法人の開設が非常に難しい。
理由としてはマネーロンダリング対策が一番の理由。
普通に考えても、香港で法人設立、銀行口座が必要なもっともな理由が第一条件。
単なる口座開設、香港である理由ここが一番のポイントとなる。またこの理由が通っても次に、揃える資料が以前と比較的にならなくらい多く厳格だ。
突然、非居住者が香港に会社をつくるのはNGに近く、資本金を出す先の根拠資料が必須。
送金先の会社や個人のIDはもちろんのこと、住所確認書類、公共料金の請求書(住所記入のもの)、会社定款、日本の銀行口座の口座証明などが必要な場合もある。
もちろんここまでならマネーロンダリングの可能性が低いということで開設できる可能性が高い。ただHSBCは難しい可能性が以前の数倍になっている。
ICBC中国工商銀行
HSBC香港と比較して、ICBC中国工商売銀行が口座開設は比較的難しくない様子。※2015年6月現在。
HSBCは、法人口座開設は、担当セクションでの一括審査が行われているようだが、ICBCは支店レベルでの決済の範囲が大きいようだ。香港での多くの会計事務所、口座開設サービス関係者からの話でも「今はICBC」という声も多い。
直接ICBCで確認を取ると、非居住者の新規法人でも審査は通りやすいとのこと。
実際にICBCの香港の某支店で非居住者の新規設立法人で口座開設をもし込むと、意外とあっさりと開設ができた。
必要書類は法人の定款、設立時の申請書類控え等の一式、代表者のIDと公共料金などの明細(名前と住所表記が運転免許書と一致するのも)など。
現在香港の各銀行の銀行口座は、当然ながらインターンネットバンキングが可能で、機能もほぼHSBCと同じ。
マルチカレンシー口座(複数通貨での預金可能口座)で、グローバルトランスファー機能など、必要な機能は問題がないようだ。
個人口座は開設即日でも可能で、法人口座は1週間から10日程度要する場合も。
肝心な言語対応も、今回の支店では通訳でもOKとのことで、英語面談はなかった。
ただICBCは、中国のメインランド系銀行ということ。永続的なお付き合いをする銀行としてベストなのかはあなたのビジネス次第。ただHSBCと違い日本にも支店があるのが魅力的だったりもする。
以下ウィキべディアより
中国工商銀行(ちゅうごくこうしょうぎんこう、簡体字:中国工商银行、英文:Industrial and Commercial Bank of China Limited)は、中華人民共和国北京市に本店を置く銀行。略称は工行、または英文商号からICBCと呼ばれる。
中国建設銀行、中国銀行、中国農業銀行とともに中国四大商業銀行の一角を占め、総資産(20兆3,037億人民元)および営業収益(5,896億人民元)の点で世界最大の銀行である(2013年末現在)。1984年に創立され、中国全土および国外に17,613の支店網を擁し、ATM設置台数は19,026台、従業員数は424,516人に達する。
株式の上場を控えた2006年5月28日にはゴールドマン・サックス(GS)、ドレスナー銀行(アリアンツ傘下)、アメリカン・エキスプレスなどの出資を受けていた。特にGSは26億ドルの巨額の投資を行い、5.8%を保有する大株主となった。GSによる1回の投資額としては過去最高である。
同年10月27日、香港証券取引所と上海証券取引所に上場、株式を公開した。NTTドコモによる1998年の株式公開(184億ドル)を超え、史上最大の株式公開となった。
上場から数ヶ月で株価は大幅に上昇、JPモルガン・チェースやHSBCなど欧米の金融機関の時価総額を次々と追い抜き、ついにバンク・オブ・アメリカと逆転、2007年7月にシティグループを超え、世界第1位に躍り出た。
2012年4月16日、ゴールドマンが保有する株をシンガポールのテマセク・ホールディングスが買い取ると発表された。テマセクは保有率5.3%の大株主となった。
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