バンコク鉄道(BTS、MRT)路拡張計画、今の5倍になる鉄道網

バンコク鉄道(BTS、MRT)路拡張計画、今の5倍になる鉄道網

現在は所得水準から見ると、タイはASEAN諸国の中では、先進国に位置しますが、世界的水準で判断すると発展途上国と先進国のちょうど間に位置する中進国というポジションになります。タイ不動産をはじめとした様々な投資には、公共事業レベル、今後の投資規模、開発規模も重要になってくるでしょう。特にタイ不動産バンコク不動産では、鉄道の新路線、拡張計画は路線価に大きく関係するでしょう。

タイの経済発展、国としての繁栄は今後も長く継続するものと考えられています。タイ王国自体もそうですし、ASEANの隣国の発展の物流、情報、金融のハブとなるのがタイであり、自国ならびに隣国の成長を相互に支えることが予想されます。

タイの主要都市では一般インフラはほぼ整備済みですが、タイ全土で見た道路交通網、鉄道交通網の整備はまだまだこれからです。ちょうど日本の60年代、70年代が今のタイにあたる環境でしょうか。

インターネットなどのインフラ整備は先進国と変わらないレベルまで達しつつありますが、鉄道路線などはこれから整備される環境が今のタイの実情です。理由としては、所得水準が過去10年で大きく伸びたこと、また国力もGDPの上昇と共に増加しているので、人口ピークが過ぎた後に、所得の増加と今後の先進国入り(所得水準)というベースが整ったことも理由と言えるでしょう。タイの1人あたりのGDPは過去10年で約倍の平均所得にまで上昇し、これから10年で同じ水準まで増加すると見られています。あと10年同じ水準で上昇すると所得水準では先進国入りするのです。

 

今の5倍の規模になる鉄道網

下にあるタイのBTSなどの鉄道路線図は、現在の様子と今後の予定を示すものです。 現時点では高架鉄道(BTS)は2路線、地下鉄は1路線しか整備されていませんが、ここ数年で飛躍的な開発が予定されています。 2013年度中にBTSシーロム線は5駅延長。スクムビット線は2015年までに南北に3駅延長が決まっています。

また高速鉄道の整備も正式に決定しており。バンコクよりパタヤは2018年に開通させるように計画が進んでおります。

鉄道インフラの整備は、タイのウィークポイントでもある道路渋滞の緩和や人の行き来に大きな改善がみられること、インフラの投資、さらには新路線周辺地域、新駅予定地周辺の地価の上昇されることが大きな期待値と考えていいでしょう。

 

現在、タイ国内は首都バンコクを中心に交通インフラ整備が急ピッチで進められています。 急激な都市化の結果、バンコクの代名詞ともなった大渋滞が発生し、これらの緩和のために先進国並みの高架鉄道(BTS)、地下鉄(MRT)などの拡張工事が急務となっているのが理由のひとつでしょう。また中心部に凝縮された都市機能のバンコクを広域化するねらいもあるでしょう。

2015年の現時点ではバンコク市内の鉄道路線の総距離数は100.1kmですが、2019年には237.3km、2032年には515.3kmが延長予定となっております。

2017年までに高架鉄道(BTS)全体で5駅開通など着々と工事は進んでおり、地下鉄(MRT)も2年後の2017年に延長路線が開通します。

バンコクでの不動産購入で押さえておきたいのが、これら鉄道の新路線の沿線、新駅に近いエリアです。

タイ不動産バンコク不動産での狙いは鉄道路線の新路線、新駅中心が狙い目でしょうね。

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                                      ↓ 完成予定図 ↓

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もちろんバンコク都内の鉄道網整備以外にも、AECの誕生に備えた交通網整備の計画も進んでおり、タイ、カンボジア間の交通網整備、タイ、ミャンマー間の交通網整備も着々と勧めらています。その中でもタイ国内初の新幹線の計画もあり、バンコク、パタヤ間が初の路線となっています。

本格的な工事はこれからになりますが、高度成長の日本並みの開発スピードでインフラ整備は進みつつあります。

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